2018年05月08日(火)
現像に失敗した感光基板、廃棄するのはもったいないので、これをランド方式基板として再利用しDipperを製作するという目論見…名付けて
 Zombie Dipper Project 
なる計画に先日より取り組んでいます(詳細は、こちら)。
先日の作業では、Zombie基板でRF発振回路を作りました。本日は、この発振回路と後段回路の間に挿入するバッファ・アンプを、やはり"Zombie"工法で製作する事にします。
    【Zombie Dipper Projectのバックナンバー】
  • 「Part 1…RF発振回路の製作」
    こちらのページを御覧下さい。
Zombie基板としては第2作目
弊局JA8WSFが勝手に命名した「Zombie基板」工法、流石に2作目ともなると、先日の経験が活きてきます。

前回のRF発振回路の製作では、複数パーツを一つのランドに半田付けするのに、やや難渋しました。これは各ランドの5mm×5mmというサイズが小さ過ぎた為と考えたので、今回は、各ランドを7~10mm×5mmと、より大き目にデザインしてみました。
案の定、この大き目ランドでは、パーツの半田付けは楽勝でした。

【 完成したRFバッファ 】
RF-buffer-board
Zombie工法で組んだ、RFバッファ・アンプ回路。
40mm×30mmサイズの小さな基板に、電界効果トランジスタ2SK241GRと、その周囲にCR類を半田付け。

【 基板デザイン草案 】
RF-buffer
グラフ用紙を使って大まかにまとめた基板デザインの草案。
ランドのサイズが大き目なのは、先日の発振回路製作の経験を活かした結果。
動作実験
バッファが完成した所で、これを先日作った発振回路の後段につなぎ、更に電池、周波数カウンタ、RFメーターを接続して動作を確認します。
無事に正常動作を確認。未だシグナル・ジェネレーターとしての実用化には至ってませんが、完成が見えてきました。

【 動作実験中 】
RF-ex
RF発振回路とRFバッファを接続し、発振回路の安定動作と、バッファの出力周波数を確認。
  • 先日製作したRF発振回路(赤矢印)
  • 今回製作したRFバッファ(水色矢印)
  • RF強度を測定するメーター(黒矢印)
  • 周波数カウンタ(紫矢印)